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友好都市30年 絆深める 広島市中区で「重慶の日」イベント

 広島市と中国・重慶市の友好都市提携を祝う「重慶の日」のイベントが23日、中区のJMSアステールプラザであった。市や日本中国友好協会広島支部などでつくる実行委員会が主催。約190人が中国文化に触れた。

 両市は1986年に提携を結び、今年でちょうど30年。セレモニーでは松井一実市長が「この日を大切に両市の関係をしっかりとしたものにしていきたい」とあいさつした。

 中区の二胡(にこ)奏者の趙栄春さん(59)が童謡「赤とんぼ」などを演奏。来場者は伸びやかな音色に聞き入った。重慶市の観光名所の写真や両市の交流を説明するパネルも展示。南区の主婦豊島洋子さん(69)は「10年近く前に重慶に行ったが、また行きたくなった」と思いをはせた。(坂本顕)

(2016年10月24日朝刊掲載)

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