×

ニュース

平和公園の折り鶴 変身 三次の河内小児童 花の壁飾り作る

 三次市小文町の河内小の1~6年の児童21人が、広島市中区の平和記念公園に寄せられた折り鶴を用いて、保護者と一緒に花の壁飾りを作った。同校の平和教育の一環で、初めて開いた。

 同市君田町の君田折り紙博物館の赤木賢治館長(75)が講師。「折り鶴には全世界からの平和の願いがこもっている」と呼び掛けた。折り鶴をひし形に戻した後、花の形に折る手順を説明した。児童たちは思い思いに花を作り、画用紙に貼り付けた。

 作品はしばらくの間、各教室に飾る。5年の戸田松純(まつすみ)君(10)は「平和の思いに感謝しつつ作った。大事に飾りたい」と話していた。(八百村耕平)

(2016年10月26日朝刊掲載)

年別アーカイブ