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山口県和木町長は一定の理解 国側が議会全協で説明

 山口県和木町議会は31日、全員協議会を開き、岩国市の米海兵隊岩国基地へ配備計画があるステルス戦闘機F35Bについて、国側から説明を受けた。米本正明町長は「より安全を確保できる機体」と述べ、配備に一定の理解を示した。

 全協は非公開で、米本町長や町幹部、10人の全議員、中国四国防衛局の担当者たち26人が出席した。中磯利博議長によると、議員は騒音や飛行回数の変化について質問。沿岸住宅地への騒音測定器の増設を求める意見に、同局は「今後予定される空母艦載機の移転と併せて検討したい」と回答したという。

 米本町長は「騒音や訓練方法はほぼ変わらない」と受け止め、「県や岩国市などと協議して現実的な対応を取りたい」と話した。(藤田智)

(2016年11月1日朝刊掲載)

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