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力強い被爆樹 文筆家写す 杉原梨江子さん 広島市中区で写真展

 府中市出身の文筆家杉原梨江子さん(51)=東京都目黒区=が撮影した被爆樹木の写真展「原爆から蘇(よみがえ)ったヒロシマの木」が、広島市中区の旧日本銀行広島支店で開かれている。4日まで。

 被爆して幹に亀裂が残ったムクノキの写真や、原爆投下の日に樹木の下で一夜を明かした被爆者の証言などを紹介するパネル約50点。被爆樹木の力強さと樹木にまつわる被爆者の証言を通して、平和について考えてほしいと開いた。

 観光で訪れた相模原市の主婦植野好(よしみ)さん(47)は「被爆したとは思えないほど大きく立派に育っていて驚いた」と見入っていた。

 3日午後2時から、杉原さんによるギャラリートークもある。杉原さんTel080(5863)7906。(益田里穂)

(2016年11月2日朝刊掲載)

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