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広島平和連絡会議 原爆ドーム 節目盛り上げ 世界遺産登録20年 23日記念行事 

 原爆ドーム(広島市中区)の世界遺産登録20年を前に、県被団協(坪井直理事長)や連合広島など12団体でつくる核兵器廃絶広島平和連絡会議が23日、中区の広島国際会議場などで記念行事を開く。修学旅行生や外国人観光客に配るための缶バッジも製作。20年の節目を盛り上げる。

 同会議場で午後3~6時にフォーラムを開催。元原爆資料館長で被爆者の原田浩さんが「ヒロシマの願いを世界へ」と題して語る。高校生平和大使として8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れた県内の高校生3人は活動発表をする。入場無料。会場では原爆ドーム保存のための募金もする。市の基金に寄付するという。

 また、同日午後6時半~7時には原爆ドーム前で、献花や平和アピールの採択などの行動をする。

 缶バッジは、登録されて丸20年を迎える12月6日に間に合うように2万個を製造。原爆ドームを描き、日英2言語で「核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を」と訴えるデザインで、修学旅行生や外国人観光客に配る。事務局Tel082(262)8755=平日午前9時~午後5時。

(2016年11月16日朝刊掲載)

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