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ドーム・カープ… 冬の輝き 広島中心部 あすからドリミネーション

 広島市中心部の夜を電飾で彩る、ことしの「ひろしまドリミネーション」が17日に始まる。原爆ドーム(中区)と厳島神社(廿日市市)の世界遺産登録20年や、広島東洋カープのリーグ優勝を記念したオブジェが登場する。

 15日、中区小町の平和大通り緑地帯で試験点灯があった。原爆ドームを模した高さ8メートル、幅22メートル、奥行き7メートルほどのオブジェは白や黄など5色計約6万球の発光ダイオード(LED)で飾る。赤一色の厳島神社の鳥居や、赤いコイが滝登りする電飾には通行人から歓声が上がった。

 官民でつくる実行委員会の主催で15回目。来年1月3日まで、通りを中心に約500のオブジェを原則、午後5時半から10時半までライトアップする。過去に週末限定で設けたことがあるオープンカフェを初めて常設。光に囲まれてコーヒーやケーキを味わえる。

 初日は午後5時50分から小町で点灯式がある。実行委は「家族やカップルで幻想的な風景を楽しみに来て」と呼び掛ける。(坂本顕)

(2016年11月16日朝刊掲載)

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