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島根・鳥取6市で開始メール あすの原子力防災訓練

 中国電力島根原発(松江市鹿島町)の事故を想定した原子力防災訓練で19日午前8時ごろ、島根、鳥取県の6市で訓練開始を知らせる緊急速報メールが配信される。両県などは「訓練参加者以外は避難の必要はない」と注意を呼び掛けている。

 配信時、松江、出雲、安来、雲南、米子、境港の6市内にいる人の携帯電話などが対象となる。島根県によると、メールの件名と本文に「訓練」と明記。島根原発2号機で事故があり、マイカーでの避難や一時集結所への移動を始めるよう呼び掛ける内容で、外国人向けに英語で訓練を意味する「Drill」との記述も添える。

 JR西日本米子支社(米子市)は、19日午前7時から8時までの間に2回程度、配信エリアとなる境線全域と山陰、木次、伯備線の一部の駅や車両内で、メール配信に注意を呼び掛ける放送を流す。県原子力安全対策課Tel0852(22)6303。(秋吉正哉)

(2016年11月18日朝刊掲載)

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