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山口会談警備「万全を期す」 国家公安委員長

 松本純国家公安委員長は19日、山口市に入り、12月15日に長門市である日ロ首脳会談について、「警備に万全を期す」などと強調した。

 銀行員や防犯ボランティアらと特殊詐欺対策について意見交換するため山口入り。記者の取材に答え「プーチン大統領や安倍総理をはじめとした会談の参加者の身辺の安全と円滑な進行確保は警察の重要な責務。地元住民の理解と協力を得た上で警備に万全を期す。しっかりと警察に指導していく」と述べた。

 市菜香亭での意見交換会は20~70代の14人が参加。郵便職員が電話しながら現金自動預払機に向かうお年寄りを説得し詐欺を防いだ経験を話し、防犯団体の会員が啓発グッズを紹介するなどした。松本委員長は「さまざまな工夫を全国で共有したい」と話した。

 参加者からは捜査態勢の充実や特殊詐欺の厳罰化を求める意見も出た。

(2016年11月20日朝刊掲載)

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