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広島県西部に日韓親善協会 広島など4市1町 市民交流を推進

 広島市や廿日市市など広島県西部で日韓友好を進める「西広島日韓親善協会」が22日、発足した。設立総会を広島市中区で開き、参加者は市民レベルでの交流推進を確認した。

 総会には約170人が出席。発起人を代表し、医療法人を経営する在日韓国人の姜仁秀(カン・インス)さんが「市民レベルで地道に草の根の交流を進めていきたい」とあいさつした。

 県内の日韓親善協会では県と三次、呉、東広島に続く設立となり、広島、廿日市、大竹、安芸高田の4市と安芸太田町をエリアとする。会員は現在約130人。韓国進出を検討する企業の支援や現地企業との橋渡し、芸術公演会の企画など、経済や文化の交流を通じて親善に取り組む。

 総会に招かれた在広島韓国総領事館の徐張恩(ソ・ジャンウン)総領事は「市民同士のつながりが強まれば、両国の発展的関係を築く一歩になる」と歓迎した。(栾暁雨)

(2016年11月23日朝刊掲載)

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