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非人道兵器 禁止の道は 地雷の事例など考察 16日にシンポ

■記者 森田裕美

 「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」と「NO DU(劣化ウラン弾)禁止ヒロシマプロジェクト」は16日午後2時半から、シンポジウム「非人道的兵器禁止と日本の役割」を広島市中区の原爆資料館東館で開く。

 地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)との共催。クラスター弾禁止条約制定に向けて活動したJCBLの運営委員、目加田説子中央大教授が現状や課題について講演する。

 対人地雷やクラスター弾禁止条約の制定過程では非政府組織(NGO)と各国政府が連携した。その過程を学び、核兵器廃絶やDU禁止への道筋を探る。当日は午後5時からDU禁止を目指す共同行動デーの呼び掛けに合わせ、原爆ドーム前にキャンドルを並べる集いを開く。

 資料代500円。ヒロシマの会共同代表の森滝春子さんTel090(9064)4705。

(2008年11月9日朝刊掲載)

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