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「黒い雨」拡大 意見書可決 広島市議会

 広島市議会は3日、本会議を開き、広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」の指定地域の拡大を国に求める意見書案と、飲酒運転撲滅のための県条例制定を求める意見書案を可決した。

 健康被害の援護対象となる国の指定地域拡大をめぐっては厚生労働省の検討会が近く、否定的な報告書案をまとめる予定だ。意見書は、市と県が2008年度に実施した大規模調査に基づく全ての降雨地域を指定するよう求める。

(2012年7月4日朝刊掲載)

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