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「桜花」から平和考えよう 松江で3日上映会

 第2次世界大戦末期、海軍が実戦投入した有人の飛行機型爆弾「桜花(おうか)」を題材にした映画「サクラ花―桜花最期の特攻」の上映会が3日、松江市白潟本町の市民活動センターである。

 激戦地の沖縄に向かう一式陸上攻撃機に搭乗した若者ら8人を追う物語。87分。午前10時半、午後1時、3時半、6時半の4回上映する。

 真珠湾攻撃から75年となる8日を前に、戦争と平和について考えてもらおうと松江キネマ倶楽部などが企画。会場では、出雲市の写真家高嶋敏典さん(44)が、かつて爆撃機の滑走路があった旧海軍大社基地跡などを撮影した作品も展示する。一般1500円(前売り1300円)、中高生800円。障害者手帳を持つ人の介助者1人は無料。事務局Tel090(2003)6623。(西村萌)

(2016年12月1日朝刊掲載)

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