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指定されても受け入れ困難 核のごみ最終処分有望地で松江市長

 原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分で、国が年内にも示すとしている処分場の「科学的有望地」について、松江市の松浦正敬市長は5日、「(指定されても)到底受け入れられない」と応じない考えを示した。

 市議会定例会の一般質問に答えた。同市が有望地に指定された場合の対応について聞かれた松浦市長は「仮定の話で回答はできかねない」とした上で、「原発の発電を長年受け入れてきた。さらに最終処分を受け入れるのは、到底できない相談だ」と述べた。

(2016年12月6日朝刊掲載)

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