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原爆ホームの100人見舞う 松井市長

 広島市の松井一実市長は6日、安芸区の原爆養護ホーム「矢野おりづる園」を訪ね、近づく原爆の日を前に入園者100人を見舞った。

 松井市長は、園内のホールに集まった入園者に「二度と悲劇を起こさぬよう、できる限りのことをやる。体に気を付けて元気に過ごしてください」とあいさつ。西川元さん(93)と山本スミ子さん(90)に花束と見舞金を手渡した後、一人一人と握手した。

 西川さんは「励まされます」と松井市長に笑顔で応えていた。

 松井市長は9日に倉掛のぞみ園(安佐北区)、11日に舟入むつみ園(中区)と広島赤十字・原爆病院(同)、13日に神田山やすらぎ園(東区)を訪ねる。(長久豪佑)

(2012年7月7日朝刊掲載)

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