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岩国の愛宕山地区運動施設 野球場の建設 6割程度進む 市答弁

 2017年ごろとされる米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転計画に伴い、中国四国防衛局が岩国市の愛宕山地区に建設している運動施設の工事進捗(しんちょく)状況について、市は6日の市議会一般質問で、「野球場は6割程度」と明らかにした。

 市側は、17年3月末完成予定の野球場のほか、同10月末に完成予定のコミュニティーセンターが2割、18年2月末完成予定の陸上競技場が1割、と説明した。米軍家族住宅は低層住宅262戸のうち、15年度発注の131戸は17年5月末、16年度発注の131戸は17年7月末の完成を目指しているとした。

 中岡達夫・拠点整備担当部長は、市民の期待が高い野球場について「完成後は米側に提供し、(市民と米軍の)共同使用の手続きが終われば利用できる。試用期間も考えている」と述べた。(野田華奈子)

(2016年12月7日朝刊掲載)

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