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真珠湾攻撃75年 平和訴え 山口県労連などキャラバン

 旧日本軍による米ハワイの真珠湾攻撃から75年の8日、県労連や共産党県委員会などでつくる「平和・民主・革新の日本をめざす県の会(県革新懇)」が県内各地で反戦平和を訴える「12・8平和キャラバン」をした。

 山口市中央の市民会館であった出発式には、会員たち約40人が参加。福江俊喜代表世話人(76)が「駆け付け警護など自衛隊の任務拡大で戦争の足音が聞こえるよう。平和の声を大きく上げよう」とあいさつ。纐纈(こうけつ)厚山口大名誉教授(65)は「南スーダンで隊員の命が危険にさらされてはいけない」と訴えた。

 キャラバン隊は岩国市、柳井市・周防大島町など県内6コースに分かれ、計約50カ所で街頭宣伝や安全保障関連法廃止の署名活動をした。(宮野史康)

(2016年12月9日朝刊掲載)

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