×

ニュース

「司法の役割 放棄許せぬ」  岩国訴訟の原告団長

 住民側敗訴を言い渡した第4次厚木基地騒音訴訟の最高裁判決について、米海兵隊岩国基地(岩国市)の騒音被害の賠償などを求めている岩国爆音訴訟原告団の津田利明団長は、「せっかく開きかけた飛行差し止めの扉を再び閉ざすものだ。爆音が周辺住民に健康被害をもたらしているのが明らかにもかかわらず、司法がその役割を放棄したことは許されない。岩国にとって人ごとではない」などとコメントを出した。

(2016年12月9日朝刊掲載)

年別アーカイブ