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被爆「伝承者」 最終的に137人 広島市に応募

 広島市は9日、被爆体験を次世代に語り継ぐため養成する「被爆体験伝承者」の応募者数が最終的に全国11都道府県の137人に上った、と発表した。

 市によると応募者は19~78歳で、男性43人、女性94人。広島県内に住む人は123人。残り14人は北海道、大阪府など10都道府県からだった。応募期限前日の6月28日時点で128人だった。ファクス、持参などの応募が期限直前にあり、人数が増えた。

 市平和推進課は「想定以上の応募があり、ありがたい。市としても継承に向けた使命感に応えたい」としている。応募者は全員、3年間の研修を受ける。本年度は7月12日から計13回、原爆資料館(中区)で開かれる。

(2012年7月10日朝刊掲載)

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