平和実現へ さらに努力 広島 菊池寛賞 森さんを祝う会
16年12月14日
広島で被爆した米兵捕虜の調査を続けた被爆者で歴史研究家の森重昭さん(79)=広島市西区=の菊池寛賞受賞を祝う会が13日、中区の広島国際会議場であった。地元政財界の有志が企画し、約40人が出席した。
岸田文雄外相のビデオメッセージが流され、出席者からは「勇気をもらった。核兵器廃絶に向かっていきたい」などと祝辞が贈られた。祝う会の終了後、森さんは記者団に「長年の苦労が実った。自分がやってきたことを勉強し直して、平和に向けてもっと努力したい」と話した。
森さんは米兵捕虜の調査の功績などが評価された。5月にオバマ米大統領が平和記念公園(中区)を訪れた際には訪問行事に招かれ大統領に肩を抱かれた。(長久豪佑)
(2016年12月14日朝刊掲載)
岸田文雄外相のビデオメッセージが流され、出席者からは「勇気をもらった。核兵器廃絶に向かっていきたい」などと祝辞が贈られた。祝う会の終了後、森さんは記者団に「長年の苦労が実った。自分がやってきたことを勉強し直して、平和に向けてもっと努力したい」と話した。
森さんは米兵捕虜の調査の功績などが評価された。5月にオバマ米大統領が平和記念公園(中区)を訪れた際には訪問行事に招かれ大統領に肩を抱かれた。(長久豪佑)
(2016年12月14日朝刊掲載)