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9条や生存権「憲法」考える 22日から連続講座 広島弁護士会

 広島弁護士会は憲法について考える3回連続講座「憲法ってなんだろう?」を22日から毎月1回、広島市中区の広島弁護士会館で開く。同会の弁護士たちが講師となり、今年1月に始めた連続講座の第4弾。

 22日は、井上正信弁護士が、駆け付け警護が可能になった南スーダンへの自衛隊派遣を踏まえ、安保関連法の運用と憲法9条の解釈について説明。2回目の1月28日は、石口俊一弁護士が生存権と社会保障をテーマに解説する。3回目の2月25日は、山田延広弁護士が、憲法の制定過程をひもとき、現行憲法と自民党の憲法改正草案の違いを話す。

 1回目は午後6~8時。2、3回目は午後1時半~3時半。無料。同会の平和・憲法問題対策委員会委員長の工藤勇行弁護士は「安保法や特定秘密保護法の成立など憲法の意義を揺るがす動きが続き、改憲も現実味を帯びてきた。改めて憲法について考えてほしい」と話している。同会Tel082(228)0230。

(2016年12月14日朝刊掲載)

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