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会派決定守らず 戸倉山口県議を処分 連合山口、厳重注意

 連合山口は14日、10月の県議会本会議の採決で会派の決定と異なる行動をしたとして、県議会会派の民進・連合の会を離脱した戸倉多香子県議(民進党市民フォーラム、周南市)を厳重注意した。連合山口は昨年4月の県議選で戸倉氏を推薦している。

 戸倉氏は本会議で、中国電力が上関町で計画する上関原発の建設中止などを求める請願2件に賛成した。その後の離脱を受けて民進・連合の会は、全ての質問に村岡嗣政知事たち各組織のトップが答弁する代表質問ができなくなった。

 連合山口は「会派で決めたことを守らなかったのは問題だ」と理由を説明した。戸倉氏は「皆さんに心配をお掛けした」と話した。

(2016年12月15日朝刊掲載)

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