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脱原発 法律家ら参加 来月の原水協系世界大会

 日本原水協などの原水爆禁止世界大会の実行委員会は12日、8月の大会に参加する海外代表や日程を発表した。22カ国の約60人を招き、広島市内である国際会議やメーンの「世界大会―広島」で、核兵器禁止条約の交渉開始に向け、国際社会が加速するための方策を話し合う。

 海外から、核兵器廃絶や脱原発を推進する国際反核法律家協会のピーター・ベッカー共同議長、国連のアンジェラ・ケイン軍縮問題担当上級代表らが参加。2~4日の国際会議、4~6日の「世界大会―広島」では条約交渉開始の道筋など核兵器廃絶を柱に討議する。

 一方、反戦・平和の観点から、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備計画には反対の立場で議論。昨年の大会で明確にした脱原発の取り組みも話し合う。

 「世界大会―長崎」は長崎市で8日に国際交流フォーラム、9日に全体集会を開く。(岡田浩平)

(2012年7月13日朝刊掲載)

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