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　広島市のボランティア団体「平和の灯（ともしび）奉讃会」は１７日、中区の平和記念公園にある平和の池を清掃した。同会の呼び掛けに応じた市内外の約４０人が参加した。

　約１２００平方メートルの池の水を抜き、ブラシで底や側面の水あかやコケを２時間程度かけてこすり落とし、たまった落ち葉を拾った。市消防局が協力し、消防車の放水で汚れを洗い流した。熊野町の会社員戸神潤さん（３１）は「広島の大切な場所を守る一助になれた気がする。今後も参加したい」と話していた。

　奉讃会は１９６４年から毎年、原爆の日の前と年末に清掃活動を続けている。

（２０１６年１２月１７日朝刊掲載）