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米軍機事故原因究明など意見書 広島県北広島町議会

 広島県北広島町議会は19日の定例会本会議で、相次ぐ米軍機事故の原因究明や低空飛行訓練の中止を求める意見書案を賛成多数で可決した。

 意見書では、同町では米軍機が頻繁に低空飛行訓練をしていることから「いつ落ちてくるか分からない恐怖におびえ、平穏な日常生活を脅かされている」と強調。事故原因の情報公開も求めている。

 沖縄県沿岸での垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ不時着や、高知沖での米海兵隊岩国基地(岩国市)所属のFA18ホーネット戦闘攻撃機の墜落を受けて要請した。同町は19日までに、住民の不安増大や生活環境の悪化をさせないよう求める要請文を、在日米大使館や岩国基地に送った。

(2016年12月20日朝刊掲載)

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