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柳井市議13人が基地問題で議連

 柳井市議17人のうち自民党系会派などの13人が、米海兵隊岩国基地(岩国市)に関わる諸問題に取り組む議員連盟(中次俊郎会長)を結成した。

 同連盟によると、柳井市では日積地区などで米軍機が原因とみられる騒音被害が増えているのに、防衛省から市議会への情報提供はほとんどないという。来年にも同基地への空母艦載機移転が計画される中、基地周辺市町の議会と情報共有し、国などへ意見や要望を出しやすくする狙いがある。結成は15日付。

 山口県議会と岩国、大竹両市議会、和木、周防大島両町議会でつくる「岩国基地問題議員連盟連絡協議会」(代表・畑原基成山口県議会議長)への参加も目指している。

 中次会長は「同基地に関係する米軍機の事故も相次いでいる。他の周辺市町と同程度の情報が入るようにしたい」と話していた。

(2016年12月20日朝刊掲載)

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