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シリアの子に支援物資送る 東広島の出身者ら

 シリア出身者や中東からの留学生たちでつくる日本シリア連帯協会が26日、事務局を置く東広島市西条町からシリアの難民キャンプの子どもたちに向けて支援物資を発送した。全国からランドセルや筆記用具などが寄せられた。

 活動を始めて4年目。フェイスブックで寄付を募り、今回はランドセル220個や冬服5・5トン分、毛布1400枚、日本バレーボール協会からのボール1500個などが集まった。

 この日は倉庫で計10人が物資をコンテナに詰め込んだ。神戸市からトルコの港に船で運び、現地の支援団体が北部アレッポなどの難民キャンプに届ける。

 シリア出身で廿日市市に住む協会のアブドゥーラ・バセム代表(49)は「未来のために子どもの教育と生活が大切。内戦が続く限り支援したい」と話している。

(2016年12月27日朝刊掲載)

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