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患者に笑顔を美容師ら奉仕 中区の原爆病院

 広島市中区の広島赤十字・原爆病院で18日、ニュー双葉美容室(南区)の美容師たちが入院患者の髪を整えるボランティア活動をした。

 沖絹子社長たち美容師9人が参加した。院内の談話スペースで、患者約50人に「お体に気をつけて」と声を掛けながら、髪をカットしたり、パーマをかけたりした。資生堂中四国支社(西区)の社員3人も加わり、化粧や顔のマッサージをした。

 活動は1957年に始めた。原爆の日と正月を前に年2回実施し、今回で109回目。品川晴江さん(76)=中区=は「気分が明るくなった」と喜んでいた。

(2012年7月19日朝刊掲載)

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