×

ニュース

働き方改革 意見交換へ 広島・三重の両知事 「非核」連携発信も

 広島県の湯崎英彦知事は10、11の両日、三重県伊勢市を訪問し、同県の鈴木英敬知事と、働き方改革や女性活躍などをテーマに意見交換する。現地の若者を交えた「平和について考えるトークセッション」にも出席し、「平和・非核」を連携して発信する。

 両県の知事会議は2013年度から年1回持ち回りで開催し、今回で4回目となる。17年度以降、働き方改革を推進する両県内の企業について関西圏で情報発信し、UIJターンにつなげる合同説明会を開くことで合意する見込み。

 国が掲げる地方創生については、交付金などの予算の確保を求め、国への働き掛けを強めていくことも申し合わせる。

 三重県は、昨年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)後、四つの決意を盛り込んだ県民宣言を発表。決意の一つに「平和の希求」を掲げている。トークセッションは、両知事と三重県内の中学生、高校生、大学生の若者3人の計5人が出席。若者が平和への思いや大切さを発表し、平和を実現するためにどう行動し、次世代につなげていくかを考える。(胡子洋)

(2017年1月7日朝刊掲載)

年別アーカイブ