巡洋艦大淀の戦没者を供養 大柿で住民ら
12年7月26日
1945年7月、広島県の江田島湾で停泊中に米艦載機の爆撃を受けて大破、乗組員270人余りが犠牲となった旧海軍の巡洋艦大淀の戦没者慰霊祭が24日夕、江田島市大柿町飛渡瀬の慰霊碑前であった。
住民や海上自衛隊第1術科学校の鍜治雅和学校長たち約50人が参列。術科学校教官によるラッパ演奏や焼香などで戦没者の冥福を祈った。
夫が大淀の軍医だった宮沢満里子さん(88)=横浜市=は「夫は爆撃当時は乗船しておらず生き延びたが、慰霊碑の存在を知っていたら訪れたかったはず」と手を合わせていた。(加茂孝之)
(2012年7月26日朝刊掲載)
住民や海上自衛隊第1術科学校の鍜治雅和学校長たち約50人が参列。術科学校教官によるラッパ演奏や焼香などで戦没者の冥福を祈った。
夫が大淀の軍医だった宮沢満里子さん(88)=横浜市=は「夫は爆撃当時は乗船しておらず生き延びたが、慰霊碑の存在を知っていたら訪れたかったはず」と手を合わせていた。(加茂孝之)
(2012年7月26日朝刊掲載)