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ソマリア沖 出国報告 福田海将補 呉市長を訪問

 海上自衛隊第4護衛隊群司令の福田達也海将補(49)が3月上旬から約4カ月間、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾での海賊対処活動をする多国籍部隊の司令官を務める。福田海将補は13日、呉市役所を訪れ、小村和年市長に出国の報告をした。

 福田海将補は現地での任務の概要を説明した上で、「海賊を抑止するためにも継続的な活動が重要だ」と力を込めた。小村市長は「重い任務だが、活躍を願っている」と激励した。

 福田海将補はバーレーンを拠点とし、米国や英国などから派遣された軍人を束ねる。特定の海域を監視する「ゾーンディフェンス」などの作戦の指揮を執る。司令官を務めるのは海上自衛官では2人目となる。(浜村満大)

(2017年2月14日朝刊掲載)

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