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海外演奏家 平和を学ぶ 広響コンサート参加メンバー 慰霊碑献花・被爆ピアノ演奏

 広島交響楽団のコンサートに参加する海外の演奏家が15日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、被爆ピアノの演奏や市民との意見交換も通じて平和への思いを新たにした。

 カナダ出身のピアニスト、シャルル・リシャール・アムランさん(27)ら演奏家4人や関係者が原爆慰霊碑に献花。モントリオール交響楽団首席コントラバス奏者のアリ・ヤズダンファーさん(42)は「ここで学び、感じたことを演奏に反映させたい」と語った。

 アムランさんは同資料館で被爆ピアノを演奏。地元の高校生やピアニストたちと意見交換もした。

 海外演奏家を迎え、平和のメッセージを世界に発信する広響のフラッグシップ・コンサート「Music for Peace」の一環。演奏会は16日午後6時45分から、中区の広島文化学園HBGホールである。(余村泰樹)

(2017年2月16日朝刊掲載)

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