バウムクーヘン 包装箱でコラボ 「この世界の」と櫟
17年2月16日
菓子製造販売の櫟(くぬぎ)(広島市西区)は、戦中戦後の呉や広島を舞台にしたアニメ映画「この世界の片隅に」の場面を包装箱にデザインしたバウムクーヘン=写真=を発売した。
主人公すずに加え、原爆ドームの前身である広島県産業奨励館を描いたシーンをあしらった。1919年、当時は県物産陳列館だった奨励館の建物で、バウムクーヘンが日本で初めて販売された歴史を踏まえた。
中身のバウムクーヘンは、県産の米粉や卵を使い、しっとりした味わいに仕上げた。直径14センチで1296円。兼田貴代社長は「心を込めて焼いている。平和への思いが広がるきっかけになれば」と話している。
(2017年2月16日朝刊掲載)
主人公すずに加え、原爆ドームの前身である広島県産業奨励館を描いたシーンをあしらった。1919年、当時は県物産陳列館だった奨励館の建物で、バウムクーヘンが日本で初めて販売された歴史を踏まえた。
中身のバウムクーヘンは、県産の米粉や卵を使い、しっとりした味わいに仕上げた。直径14センチで1296円。兼田貴代社長は「心を込めて焼いている。平和への思いが広がるきっかけになれば」と話している。
(2017年2月16日朝刊掲載)