飛行訓練施設を公開 岩国基地 最新鋭の体験装置
17年2月16日
岩国市の米海兵隊岩国基地は15日、基地内に新設された訓練実習施設を報道陣に公開した。最新鋭のフライト・シミュレーターなどがあり、海兵隊の訓練施設では世界最大規模という。
施設は2階建て、延べ約1万4千平方メートル。個別の部屋にあるシミュレーターには1月に配備された最新鋭ステルス戦闘機F35Bのほか、FA18ホーネット戦闘攻撃機、KC130空中給油機の実機と同仕様の操縦席が設けられ、モニターに映る地形を見ながら操縦訓練ができる。
パイロットは「訓練を繰り返すことで安全性が向上する。緊急事態を含むあらゆる状況に備える」と説明した。施設には教室などもあり、最終的に計約20の訓練装置が導入される見通し。
施設は在日米軍再編に伴い日本政府が100億800万円を投じて建設。昨年9月、米側に提供された。訓練装置の費用は米側の負担。(馬上稔子)
(2017年2月16日朝刊掲載)
施設は2階建て、延べ約1万4千平方メートル。個別の部屋にあるシミュレーターには1月に配備された最新鋭ステルス戦闘機F35Bのほか、FA18ホーネット戦闘攻撃機、KC130空中給油機の実機と同仕様の操縦席が設けられ、モニターに映る地形を見ながら操縦訓練ができる。
パイロットは「訓練を繰り返すことで安全性が向上する。緊急事態を含むあらゆる状況に備える」と説明した。施設には教室などもあり、最終的に計約20の訓練装置が導入される見通し。
施設は在日米軍再編に伴い日本政府が100億800万円を投じて建設。昨年9月、米側に提供された。訓練装置の費用は米側の負担。(馬上稔子)
(2017年2月16日朝刊掲載)