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仏俳優リバさん追悼 主演「ヒロシマ・モナムール」 広島で25日から上映

 1月末に亡くなったフランスの俳優エマニュエル・リバさんを追悼し、広島市中区の映画館「八丁座」が25日~3月3日、主演映画「ヒロシマ・モナムール(邦題「二十四時間の情事」)」を上映する。

 アラン・レネ監督が1958年に広島市内でロケし、59年に公開。リバさんは、被爆の傷痕が濃い広島で日本人男性と知り合い、深い仲になるフランス人女性を演じた。「他者」が原爆をどこまで知ることができるのかというテーマに独特の映像美で挑んだ名作として知られ、後進の映画人に大きな影響を与えた。

 連日午後0時半から上映。初日は上映前に、リバさんと交流のあった多摩美術大の港千尋教授が舞台あいさつする。八丁座Tel082(546)1158。

(2017年2月18日朝刊掲載)

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