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　島根県町村議会議長会（会長・安永友行吉賀町議会議長）は２１日、松江市で総会を開き、竹島の領土権確立を求める決議を全会一致で採択した。

　決議では、領土権の確立と漁業秩序の構築は全県民、全国民の悲願とし、韓国と友好関係を築くための最重要課題と指摘。国に、国際司法裁判所への提訴も含め断固たる姿勢での外交▽排他的経済水域での韓国漁船の取り締まり強化▽隠岐周辺海域での新たな海底資源の調査・開発の推進―を求めている。

　総会では、昨年の参院選で島根、鳥取県に導入された選挙区の合区反対と、地方議会議員の年金・医療保険制度確立についての要望も決議した。

（２０１７年２月２２日朝刊掲載）