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2017ひろしまFF 平和の気持ち 束ねて 花の塔デザイン決まる

 5月3~5日に広島市中区の平和大通りなどである2017ひろしまフラワーフェスティバル(FF)のシンボル「花の塔」のデザインが21日、決まった。同市安佐北区の調理師橋本純一さん(36)の図案が採用された。

 ことしのテーマ「花いっぱい はばたけ平和の 咲く未来」を踏まえ、大きな花束をデザインした。橋本さんは「平和を思う気持ちを花とハートで表現した」と話している。

 花の塔は高さ8メートルの十二角すい。カーネーションやペチュニアなど計約8千鉢で図柄を表現し、会期中、中区の平和記念公園南側の噴水そばに設置される。塔の頂上部に「平和の灯(ともしび)」がともされる。

 デザイン案は、昨年の2倍近い205点が広島県内外から寄せられ、FF実行委員会による選考で橋本さんの作品が最優秀賞に決まった。次点の佳作には広島県府中町の特別支援学校教諭猪原康夫さん(57)、小規模作業所に通う呉市の植木保光さん(47)の2点が選ばれた。(栾暁雨)

(2017年2月22日朝刊掲載)

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