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島根県内の中高20校 自衛隊職場体験 本年度 島根県教委説明

 島根県教委は24日の県議会一般質問で、自衛隊駐屯地などで職場体験をしている県内の公立学校が、2016年度に高校、中学校計20校あったことを明らかにした。「戦闘を想起させるような内容は含まれておらず、特段の問題はない」としている。

 「中高生の教育活動としてふさわしいのか」との質問に、鴨木朗教育長は、16年度に高校3校、安来、松江、出雲市の中学校計17校が実施したことを説明。内容は、施設見学や救急法指導、ロープの結び方、災害時の自衛隊車両の乗車体験などだったという。

 鴨木教育長は「銃器に直接触れるような体験はなく、問題はない。職場体験の妥当性に疑義が生じることのないよう、学校現場への助言を検討する」とした。

(2017年2月25日朝刊掲載)

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