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アイルランド外相 広島訪問 

平和公園「核兵器廃絶へ努力」

 アイルランドのチャールズ・フラナガン外相は27日、訪問先の広島市中区の平和記念公園で記者団に「核兵器の廃絶へ積極的な立場をとりたい」と述べた。アイルランドは、来月の「核兵器禁止条約」の制定交渉開始へ、昨年の国連総会で決議案を提案した非核兵器保有6カ国の一つ。

 外相は交渉に臨む姿勢を問われ、「アイルランドは小国だが、欧州連合(EU)加盟国でも非常に活動的で、建設的。核兵器のない世界へ向けて努力している」と強調した。

 外務省の招きで26日に来日した。この日は、広島平和文化センターの小溝泰義理事長の案内で原爆ドームを視察し、原爆慰霊碑に献花。原爆資料館を40分余りかけて巡り、犠牲者の遺品の三輪車などを険しい表情で見つめていた。被爆者の証言も聞いた。

 市役所で面会した松井一実市長は国連決議に触れて「核兵器の禁止に向けて動きを加速してほしい」と期待を寄せた。(岡田浩平)

(2017年2月28日朝刊掲載)

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