×

ニュース

首相8・6出席反対申し入れ 市に市民団体

 市民や労働組合などの有志でつくる「被爆67周年8・6ヒロシマ大行動」の実行委員会は30日、野田佳彦首相を8月6日の広島市の平和記念式典に出席させないよう、市に申し入れた。

 申し入れ書は松井一実市長宛て。出席に反対する理由として、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働決定や、6月の原子力基本法改正などを挙げた。同法の目的に「安全保障に資する」との文言が追加されたことに、「軍事力のために原子力政策を行うことを内外に明らかにした」と主張している。

(2012年7月31日朝刊掲載)

年別アーカイブ