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　山口県議と岩国市など４市町の議員で構成する岩国基地問題議員連盟連絡協議会（代表・柳居俊学県議会議長）は２４日、同市役所で総会を開く。米海兵隊岩国基地への空母艦載機の移転計画を巡り、都道府県向けの交付金の拡充など国への要望を決議する見通し。

　連絡協には、同市に隣接する山口県和木、周防大島町、大竹市を含む５議会の計７９人が所属。当日は村岡嗣政知事、岩国市の福田良彦市長たち関係の首長も出席し、艦載機移転について現状を説明する。その後、国への要望を協議して決める。

　連絡協総会での要望の決議は、基地周辺の地域振興のための特別措置法制定を求めた２０１０年以来となる。連絡協と県、関係市町は今月中に国へ要望書を提出する予定にしている。（和多正憲）

（２０１７年３月２３日朝刊掲載）