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核禁止条約 締結訴え 岡山 県原水協など署名活動

 核兵器禁止条約の制定交渉会議が米ニューヨークの国連本部で始まるのを前に、県原水協などは27日、核兵器を禁止し、廃絶する条約締結を全ての国に求める「ヒバクシャ国際署名」を岡山市北区のJR岡山駅前で集めた。

 県原水協や岡山被爆2世・3世の会のメンバーたち計約20人が参加。「政府は核兵器禁止条約実現の先頭に」と書かれた横断幕を掲げ、「平和な世界を次世代へ引き継ごう」「条約制定を願う被爆者の声を国連に届けよう」などと訴えた。約1時間で47人が署名した。

 同会の志賀雅子事務局長(66)は「日本は会議への参加を表明しておらず、被爆国の政府として恥ずかしい。平和を願う人たちの思いに応えてほしい」と話していた。(加茂孝之)

(2017年3月28日朝刊掲載)

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