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社説・コラム

かけろ!アンジュヴィオレ 宮地弘充 アフガン選手の訪問歓迎

 アフガニスタンの女子サッカーU-18(18歳以下)代表の選手12人と指導者3人の計15人が広島市入りした。国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所の研修で、4月3日まで滞在する。アンジュヴィオレ広島もお手伝いする。

 平和記念公園を訪れたり、サッカー関係者ら約70人が集まったレセプションに参加したり。キャピキャピと元気そうで、表向きはアンジュの18歳以下と変わらない。しかし恵まれた境遇の選手は少ないといい、長い紛争や生活の厳しさが心にどんな影響を与えているのだろうと考える。

 指導者の1人が、一昨年にやって来たナショナルチームのキャプテンだった。「前回、一緒にサッカーができて良かった」と話す彼女に、東博樹監督は「選手たちもずっと頑張ったら、将来日本に来られるチャンスもあるかもしれない」と励ましていた。(アンジュヴィオレ広島広報)

 広島ピースサッカーフェスティバル 4月2日(日)10時、広島市西区のコカ・ウエスト広島スタジアム。アフガン代表とアンジュのU―18同士の親善試合は11時キックオフ、無料。問い合わせは広島横川スポーツ・カルチャークラブTel082(521)5789。

(2017年3月29日セレクト掲載)

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