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三原-大久野島 29日就航 土日祝日に1日5往復

 三原市の三原港と竹原市の大久野島を結ぶ航路が、29日に就航する。弓場汽船(尾道市)が3月31日までに中国運輸局の承認を受けた。来年3月末までの土、日曜、祝日に1日5往復する。

 同社によると、高速船で三原―大久野島を30分で結ぶ。途中、須波港(三原市)に寄る。始発は三原を午前9時半、最終便は大久野島を午後4時50分に出発する。片道1500円を想定している。

 同社は「ウサギの島」として人気の同島へ向かう観光客の利用を見込む。「三原港周辺のにぎわいづくりにも貢献したい」としている。来年4月以降は利用実績などから判断する。

 三原市や三原観光協会、JRなどは新航路を誘客につなげるため、外国語表記の案内表示の設置やツアーの企画などを来週にも協議する。市は「経済効果の上がる取り組みを考えたい」としている。(山本庸平)

(2017年4月1日朝刊掲載)

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