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広島市民が選ぶ景観25ヵ所 市がパンフ

 広島市民が選んだ、市の象徴的な眺望景観25カ所を紹介するパンフレット「Viewtiful(ビューティフル)!ひろしま」が完成した。市が2千部を刷り、市役所や各区役所などで順次、無料で配る。

 平和記念公園(中区)の原爆慰霊碑前から世界遺産の原爆ドームにかけての眺めや、広島城(同)の天守閣を堀の北側から見た風景の写真などを掲載。マツダスタジアム(南区)や、瀬戸内海に浮かぶ似島(同)の安芸小富士の山頂から望む峠島もある。

 各眺望地点も地図上で紹介。オールカラー8ページで、折り畳むとA4判になる。

 被爆70年記念事業の一環。公募などで選んだ写真100点で市民投票(総数6799票)をし、上位25カ所に絞った。市都市計画課は「市民が景観に愛着や誇りを持ち、国内外の人々も訪れてみたいと感じてくれれば」としている。(渡辺裕明)

(2017年4月1日朝刊掲載)

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