原研哉さんが制作 「ヒロシマ・アピールズ」ポスター
17年4月13日
核兵器廃絶や平和の尊さを国内外に訴える今年の「ヒロシマ・アピールズ」ポスターの制作者に、グラフィックデザイナー原研哉さん(58)=写真・東京都杉並区=が決まった。主催する日本グラフィックデザイナー協会広島地区、広島国際文化財団、ヒロシマ平和創造基金が12日、発表した。作品は7月下旬に公開される。
原さんは岡山市生まれ。代表作に、1998年長野冬季五輪の開・閉会式プログラムや、「瀬戸内国際芸術祭2013」のポスターなどがある。企業広告やロゴのデザインも幅広く手掛ける。
この日、広島市役所で記者会見した主催者を通じ、「(原爆で)亡くなった人たちの思いと会話できるようなポスターを制作したい」とコメントを寄せた。
ポスターは今回で20作目。2千部を刷り、市内の小中学校や平和団体などに配るほか、原爆資料館(中区)や市現代美術館(南区)で販売する。20作品を収めた図録も販売する予定という。(野田華奈子)
(2017年4月13日朝刊掲載)
原さんは岡山市生まれ。代表作に、1998年長野冬季五輪の開・閉会式プログラムや、「瀬戸内国際芸術祭2013」のポスターなどがある。企業広告やロゴのデザインも幅広く手掛ける。
この日、広島市役所で記者会見した主催者を通じ、「(原爆で)亡くなった人たちの思いと会話できるようなポスターを制作したい」とコメントを寄せた。
ポスターは今回で20作目。2千部を刷り、市内の小中学校や平和団体などに配るほか、原爆資料館(中区)や市現代美術館(南区)で販売する。20作品を収めた図録も販売する予定という。(野田華奈子)
(2017年4月13日朝刊掲載)