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柱や壁の化粧板 けが対策を検討 原爆資料館東館 広島市

 広島市は、耐震改修に伴って改装を進める原爆資料館(中区)の東館1階ロビーで、柱や壁に張ったアルミ製化粧板の接ぎ目に来館者が触るとけがをする恐れがあるとして、対策を検討している。26日に予定する展示スペースの再オープンまでに施す。

 市と原爆資料館によると、対策を検討しているのは、化粧板を張り替えた総合案内前の柱2本と近くの壁1カ所。工事終了を受けた3月末の点検時に、数ミリの化粧板の接ぎ目や柱の角を見た資料館側が「子どもたちが触るとけがをする可能性がある」と指摘。テープでふさぐ応急処置をした。市は業者の施工に問題はないと判断する一方、「安全対策に万全を期したい」として、何らかの部材で接ぎ目を覆うなどの対策を取る予定だ。

(2017年4月14日朝刊掲載)

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