×

ニュース

F35展示や航空ショー 来月5日に岩国基地開放

 岩国市の米海兵隊岩国基地と海上自衛隊岩国基地は14日、5月5日に共催する基地開放イベント「フレンドシップデー」の概要を発表した。航空自衛隊「ブルーインパルス」のアクロバット飛行や、1月に配備された米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bの展示などを予定。20万人の来場を見込んでいる。

 航空ショーではブルーインパルスのほか、海兵空陸任務部隊(MAGTF)の演目に地上歩兵部隊を初めて参加させ、陸空で連携した米海兵隊の動きを披露する。本年度内の除籍を予定する海自の救難飛行艇US1Aは、同イベントで最後の飛行となる。

 地上展示ではF35Bをはじめ、米海兵隊岩国基地への7月以降の移転計画がある空母艦載機E2D早期警戒機なども並べる予定。F35Bについて、同基地で記者会見したイベント担当者は「機能を実際に見て、触れて、知ってもらえる機会になれば」と話した。

 一方、緊迫する北朝鮮情勢によるイベント内容への影響や中止の可能性について、同基地の報道担当者は「現時点で影響はない」と説明した。

 午前7時~午後4時。入場は午後2時までで、パスポートなどの身分証の提示が必要。駐車場はなく、公共交通機関の利用を呼び掛けている。(松本恭治)

(2017年4月15日朝刊掲載)

年別アーカイブ