戦没者悼み慰霊 庄原の神社で春季大祭
17年4月18日
庄原市中心部出身の戦没者222人を慰霊する平和神社春季大祭が、同神社がある庄原市東本町の丑寅(うしとら)神社であった。
庄原地区遺族会の片岡勝郎会長(80)たち遺族や地域住民約30人が参列。池田怜(さとし)宮司(72)が祝詞を上げ、全員が玉串をささげた。地元の女性たちも吟詠で慰めた。
平和神社の宮脇数登総代長代理(72)は、近年、世界各地で頻発する内戦やテロに憂慮を表明。「大祭への参列者が年々減る中、市民に戦没者に対する思いを持ってもらえるよう、理解と協力を求めていきたい」とあいさつした。
平和神社は、明治期以降の旧庄原町の戦没者を慰霊するため、遺族や戦友が戦後間もなく市内に建立。約50年前に現在地に移転し、毎年4月に大祭を開いている。(伊東雅之)
(2017年4月18日朝刊掲載)
庄原地区遺族会の片岡勝郎会長(80)たち遺族や地域住民約30人が参列。池田怜(さとし)宮司(72)が祝詞を上げ、全員が玉串をささげた。地元の女性たちも吟詠で慰めた。
平和神社の宮脇数登総代長代理(72)は、近年、世界各地で頻発する内戦やテロに憂慮を表明。「大祭への参列者が年々減る中、市民に戦没者に対する思いを持ってもらえるよう、理解と協力を求めていきたい」とあいさつした。
平和神社は、明治期以降の旧庄原町の戦没者を慰霊するため、遺族や戦友が戦後間もなく市内に建立。約50年前に現在地に移転し、毎年4月に大祭を開いている。(伊東雅之)
(2017年4月18日朝刊掲載)