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平和の願い 翼に乗せて 広島銀の新入行員 園児と折り鶴みこし

 広島銀行(広島市中区)の新入行員96人が21日、2017ひろしまフラワーフェスティバル(FF)で披露する、折り鶴の形をしたみこしを作った。5月3日の「花の総合パレード」で担ぐ。

 高さ1・4メートル、長さ2メートルの6基。のぞみ幼稚園(西区)の園児約200人と一緒に、同園など2カ所で作業した。花や動物を半透明の紙に描き、表面に貼って完成させた。

 広島銀の創業130周年事業の一環で2008年、折り鶴を模したみこしを作った。以降、新入行員の研修メニューに組み込み、毎年制作している。三次市の十日市支店に配属された梶山暉仁(あきひと)さん(22)は「平和への願いが届くよう力いっぱい担ぎたい」と語った。

 「折りづるみこし連」に加わり、行員や家族約120人がパレードに出場する。終了後はFF最終日の5日夜まで、平和記念公園(中区)の原爆慰霊碑前にある芝生広場に飾る。(栾暁雨)

(2017年4月22日朝刊掲載)

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