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祈りのせて 折りづるみこし 学生ら200人制作 力合わせ 心一つ

 2017ひろしまフラワーフェスティバル(FF)に出場する「折りづるみこし連」のメンバーが23日、広島市中区の中国新聞ビルで、折り鶴をかたどったみこしを作った。平和への願いを込めて24基を仕上げた。

 大学生や中学生、保育園児たち約200人が参加した。羽や胴体、尾など五つのパーツの骨組みに、白い和紙を貼る作業からスタート。高さ約1・4メートルの折り鶴の形に組み立てた後、青やピンクに塗ったり、折り紙で作った飾りを取り付けたりしていた。

 米国や中国などの留学生たちと協力した広島修道大3年横見瀬愛美さん(20)=安芸区=は「国籍に関係なく、みんなで作ることが大切。平和について考えるきっかけになればうれしい」と話していた。

 みこし連は5月3日、平和大通りである花の総合パレードに出場する。(境信重)

(2017年4月24日朝刊掲載)

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